社会経験をアピールする

第二新卒がアピールすべき点として、前職で培った経験が挙げられます。第二新卒のメリットは、新卒にはない社会経験を持ちながら、中途採用にはない柔軟性を持ち合わせていることです。そのため、中途採用のようにスキルや経験をアピールする必要はなく、むしろフレッシュさややる気を出していかなければなりません。しかし同時に、新卒が持ち合わせていない社会経験をアピールしなければ、単なる新卒どころか、前職から何も学んでいないとみなされてしまうかもしれません。

新卒時に経験した社会のルールや仕事の厳しさ、そして沢山積み重ねてきた失敗さえも、第二新卒の場合には武器になり得るのです。特に自分の弱点を見極め、それを改善する取り組みを始めている姿勢は大きく評価されます。前職でどんな苦労をしたか、それによって自分自身にどのようなフィードバックがあったか、弱点を見つけた後はどのように改善に取り組んでいるか等を表現すると、それはマイナス評価ではなくむしろ前向きでやる気のある態度と捉えられるでしょう。前向きで問題処理能力があることも、仕事において成長するうえで重要だからです。

学ぶ意欲や気概の大切さ

前職が全く違う職種だとしても、第二新卒の場合は将来性が期待されます。この場合必要なのは、新しいことを受け入れていく興味と学ぶ謙遜さです。話を真剣に聞き、知らないことは正直に尋ねていくだけで、新しいことに興味を示すことが可能です。これには、社会人としてデビューしていたとしても新しいことを一から学んでいく謙遜さが必要ですが、分かったふりをしないことや聞き逃したことを聞き返すことなど、コミュニケーションや人間関係の基本となる部分をしっかりと示すことが出来れば、たとえ何も知らない分野でも前職で何かの失敗をしていたとしても、むしろそれはプラス評価となるでしょう。

企業側が欲しているのは柔軟で将来性がある人材、腰を据えて働く意欲があり、何でも知っている人ではなく学ぶ気概のある人だからです。仮に短期間で実績を上げていなくても、やる気や学習意欲があれば今後に期待できる、ということになります。実績を上げている第二新卒の場合は、むしろそれが偶然や“棚ぼた”によるものではないか調べられるでしょう。世界のどこに行っても共通ですが、やはり誠実であればいずれは信頼を勝ち得ることになります。

相手目線で考えよう

柔軟で学ぶ意欲があれば、第二新卒はむしろ企業側にとって魅力的な人材になります。

雇用する側の目線に立って考えることで、第二新卒ならでは、そして自分だけが有する強みをアピールすることが出来るでしょう。