勤続年数と社員の年齢

勤続年数

平均勤続年数を見ることは、その企業がどれほど働きやすいかを見るうえで重要な要素です。離職率が高い職場は、仕事内容がきついか給与が低い、ブラック企業の要素がある等の危険性があります。

良い仕事や自分に合った仕事は長く続くものです。

15年以上勤務している社員が複数いる、全体の平均勤続年数が10年を超えていれば、働きやすい職場の目安となります。

勤続年数が公表されていなくても、常に求人広告が出されていたりあらゆる広告媒体に求人が載せられている場合は、勤続年数が短いために慢性的な人員不足に陥っている可能性が考えられます。

社員の年齢

30代や40代の社員がいない職場は、長く続けられる人がいない可能性があります。

職場や事務所を出来るのであれば、社員全体の年齢をある程度観察するようにしましょう。

古い世代と若い世代に偏っているようであれば、50代~60代の勤続年数の長い人で固められている職場か、すぐに辞めていく若い世代をいつも採用している会社なのかもしれません。

一人だけ勤続年数が長いことの危険な要素です。

その人だけは優遇されるなど、職場の環境が極端でやる危険性があります。

給与の内容とコネ入社の社員が多いかどうか

給与の内容

給与の内容を確認することも必要です。

給与の最低金額と最高金額の幅が広い場合、手当や補助などによって上下する可能性があります。

総支給金額が多かったとしても、その内訳は仕事の内容と同じほど重要です。

残業が多いほど稼げる金額も多くなるのは必然ですが、総支給金額が様々な種類の手当てによって増やされている場合、給料を減額するのも会社のさじ加減一つということになります。

タクシードライバーなど歩合制の給与形態を採用している職種でない限り、基本給が低く手当によって増額している給与形態は危険であると言えます。

手当が多いと得したような気持ちになるかもしれませんが、給料が減らされることもまた突然にやってくるのです。

コネ入社の社員が多いか

コネ入社が多いような職場も、理想的な環境とは言えません。

大企業であればそうした影響も少なくなるのですが、中小企業でコネ入社が多い場合は、どんなに頑張っても実力で評価されず、いつまでも上層部が良しとするポジションに甘んじなければならないかもしれません。

同じミスをしても向こうは怒られず、自分がやっていないことのように責任を押し付けられるなど、未だに不公平な職場は数え切れないほど存在しています。

悪条件が多い職場には要注意

ある程度理想的ではない環境に耐えなければならない状況もあります。

上記のような条件が多数当てはまる場合や、仕事上成長できないと感じるような環境であれば転職を考える方が最適です。