自分を見直す
アピールポイントの分析
自分の面接が企業側の求める基準を満たしているものかどうか、今一度見直してみるようにしましょう。
第二新卒の採用では、全くの未経験でもやる気や学習塾によって採用になったケースも多数あるものの、基本的にはその企業や部署が求めるスキルや能力を有していることが有利に働きます。
明確に記された資格やスキルを有している以外にも、その現場で求められている人物像や付加的なスキルなのかどうか、自分のアピールポイントを分析してみましょう。
社会人マナー
社会人としてのマナーを身につけているかどうかも自己分析してみましょう。
第二新卒の最大の魅力と言っても過言ではないポイントは、新卒にはない社会経験があることです。
1~2年だったとしても、一度社会に出て仕事を経験したというポイントは間違いなく強みとなります。
しかし同時に、それらが身に付いていなかったとすれば大きなマイナスポイントとなります。
質問が自分の欠点に関するものであったり、知らない分野についての話であったとしても、分かったふりをせずに誠実に対応するのが、社会人としてのマナーです。
話し方を見直す
・面接では、嘘偽りなく話をすることも重要です。第二新卒や中途採用などに限らず、企業側は誠実で信頼できる人材を探しています。
それに加えて、自分の心を開き本音で話を行う円熟性や落ち着きが必要です。もちろん、様々な人生経験を重ねた熟年の大人には敵わないものです。
しかし自分の立場をわきまえ、自分の年齢なりに落ち着きと相手への経緯、そして自分を見つめる能力を示すことで、信頼できる大人であること、そして成長しようとしていることを伝えることが出来るでしょう。
・転職の際は、今回応募している企業や部署が前回の退職理由には当てはまらないことを伝える必要もあります。
仕事は生きていくのに必要なもので、仕事の立ち位置はそれ以上でも以下でもないという方も多いはずですが、あえて辞めた理由を明確にすることで、信頼感を得ることが出来るかもしれません。
この場合の「明確にする」とは「限定する」ということであり、こうすることで“これに当てはまらない当社に採用すると、この人は長く勤めてくれるかもしれない”と考えてもらう材料を提供できます。
積極的な態度を意識する
どんなに努力しても、なかなか採用に至らないということはあるものです。
自分を鍛える期間としてむしろメリットを見出していかなければ、積極的な態度を保つことが難しくなるため、その企業に人生がかかったように考えずに挑戦を続けていきましょう。