仕事辞めたい理由がいじめの場合

職場でのいじめ

職場でのいじめにも色々あります。
その中でも多いのは、挨拶も一切しないなどの無視です。
相手から挨拶をしてこなかったり、こちらから挨拶したり話しかけても無視されます。
さらに、陰口を言われることもあるでしょう。
根も葉もないことを言われて、そうした噂話が会社内に広がって評判を落とすこともあるのです。

また、いじめをする人が上司の場合は、もっと厄介になってきます。
時間のかかる仕事を割り当てられたり、あるいは全く仕事をさせてもらえないなどのケースもあったりします。
こうしたいじめは、いずれもビジネスの足を引っ張るものです。
会社全体の雰囲気が悪くなり、非生産的になります。

それだけでなく、いじめを受け続けると、精神的な病気にかかってしまうかもしれません。
不眠症になることで仕事のミスをし、さらにいじめるための口実を与えてしまうかもしれません。
うつ病になると、ベッドから起き上がることさえできなくなり、最悪の場合は自殺することを考えるようにもなります。

職場でいじめを受けた場合、放っておいてはいけません。
何かしらの対処が必要になってきます。

いじめのある職場は組織に問題がある

いじめが職場にある場合、組織に問題があることも考えられます。
もちろん個人間のトラブルからいじめに発展することもありますか、そうであったとしても複数の人が1人の人を攻撃するのは明らかに組織に問題があるのかもしれません。

組織がきちんとしているところでは、そうしたいじめが発生しないように社内教育があったり、コンプライアンス対策の部署があったりします。
あるいは組織がきちんとしていれば、上司が環境改善につとめるでしょう。

いじめという、何一つもプラスにならないことを放っておく会社は組織力が不足しています。
また、上司の統率力も欠けているのかもしれません。

いじめられたら取る行動

職場でいじめにあった場合にとる行動として、それらに耐えるという方法をとる人もいるでしょう。
自分の家族を養わなければならない、好きな仕事を辞めたくないと思い、仕事を続けるという判断をする人がいます。
もちろん耐えているうちに、いじめが和らいでいくこともあり得ますから最初にとる行動としては間違いではないでしょう。

また、上司に伝えることもできるでしょう。
直属の上司に話して改善されない場合は、その上の上司に掛け合うのも方法です。
直属の上司に指導が与えられ、問題が改善に向かうかもしれません。
あるいは、職場にコンプライアンス対策の部署があるなら、そうした部署を利用することができるかもしれません。
コンプライアンス対策の部署が動くことで社内教育がされる可能性もあるでしょう。

また、部署移動を希望できる会社であれば、部署移動を希望するのも方法でしょう。
会社によっては大きな組織になっていますから、今までの職場の人と一緒に仕事をしないようになるかもしれません。

しかし先述したように、いじめが起きてしまう職場は組織に問題があります。
上司に話すことでさらにいじめが悪化するような会社もあるでしょう。
そうした場合は転職を考えることも方法になってきます。

そのための第一歩として、転職エージェントに相談し、在職中に転職準備を行うのです。
転職に目途が立てば、退職願を提出します。
民法では14日前までに提出すれば大丈夫です。
残りの14日間も有給休暇の消化で終わる可能性があります。
会社もいじめを把握しているはずですから、すんなり退職して転職ができるかもしれません。

会社が退職の手続きに協力しない場合は、労働基準監督署に相談することもできます。
労働基準監督署から電話を1本入れるだけで、会社は協力的に退社の手続きを進めてくれることが多いです。
転職エージェントでは、こうしたスムーズに退職する方法も教えてくれるでしょう。

仕事辞めたい理由がいじめの場合は転職エージェントで転職準備

仕事を辞めたい理由がいじめの場合は、無理をしてはいけません。
無理をすると、精神的な病気になってしまうからです。
上司に話すなどして職場の環境が改善されるように努めることもできますが、いじめが起る職場は組織的に問題がある可能性が高いからです。
環境を改善しようとする努力が、さらにいじめを悪化させることにつながるかもしれません。
転職エージェントに相談し、在職中に転職準備を進めるのが良いでしょう。