仕事やめたい理由が「上司が怖い」というのは恥ずかしい?

多くの社員が「上司が怖い」から仕事やめたいと思っている

学生時代に先輩と後輩との上下関係を経験した人も多いでしょう。
社会人になると真っ先に気を使わなければならない人物として「上司」が挙げられます。
外資系の企業と異なり日本の企業では部下は上司に服従するという傾向がまだまだあります。

そんな人間関係の中、「上司が怖い」「上司と合わない」ことが理由で仕事に行きたくないという人は予想以上に多く、実際にも「仕事やめたい」という理由のトップを占めています。
神経をすり減らす毎日にほとほと疲れ果ててしまいそうです。

仕事で会社に縛られる時間を8時間とすれば、上司と顔を合わせる割合は一日の3分の一を占めるので、かなり厳しい社会人生活を送ることになります。

「上司が怖い」と自分の実力すら発揮できない

社会人になると自分が得意な分野や頑張って取得した資格を就職先でもできるだけ発揮したいものです。
純粋に「会社に貢献したい」「仕事で褒められたい」そう思う人も少なくありません。

しかし自分の仕事でのスタイルや考えを曲げる上司も存在します。
いくら才能があっても、それを一向に認めようとせず、はなから拒絶するようなふるまいを見せることもあるでしょう。

「仕事辞めたい」と最初は思っていなくても、自分の実力やスキルを認めようとしない上司に落胆する社員も多いです。
上司には逆らえないという風潮がまだまだ残る中、自分のことを受け入れてもらえない環境なら仕事をやめるしかないと最終的に答えを出してしまうのです。

「上司が怖い」会社は将来性に不安があるかも

「仕事やめたい理由は上司が怖いから」と愚痴をもらすと「考えが甘い」「我慢が足りない」と意見する人もいるでしょう。
もちろん上司が怖いと感じるレベルには個人差があり、厳しい上司の中には愛のある叱り方をする人もいます。

しかし愛のある叱り方には部下を思う気持ちが込められているため、結果的に部下の成長につながることも多いです。
部下の成長はグループや部署の成長につながり、会社の総合的な発展にも貢献します。

上司が意味もなく怒っている会社は部下が委縮して仕事ができないため、会社の将来性にも不安があるといえます。
それなら恐ろしい上司に我慢を続けてまで会社にいる必要はないかもしれません。

仕事やめたい理由が「上司が怖い」は恥ずかしいことではない

上司と部下の関係は家庭でいう親子の関係と似ているところがあります。
家出をする子供が「親が怖いから家を飛び出した」といえば、「甘い」「子供っぽい」と指摘されてしまうでしょう。

しかし「仕事辞めたい」と思いはじめて「辞める」と決心するまでには相当な時間がかかり、さまざまな思いが交差します。
仕事の内容や失敗で悩むのではなく「上司が怖いから」という理由だけで神経をすり減らすことに人生でのどんな「徳」があることでしょう。

「上司が怖いから仕事辞めたい」という理由で職場を去ることは決して恥ずかしいことではありません。
むしろ前向きな選択であり、自分の希望に合う新しい職場を見つけるきっかけにもつながります。

仕事やめたい理由が「上司が怖い」という人は転職を前向きに

「人生は一度きり」は実はとても深い意味がある

仕事やめたい理由が上司が怖いからという人は、まず人生の中での「仕事」について振り返ってみましょう。
怖い上司におびえながら、意味もなく我慢しながら、ひたすら耐えることが人生でしょうか。
人生は一度きりです。自分を生かしてくれる職場はどこかにあります。

日本では仕事に対する考えの中で「転職は負け組」というような考えもありますが、これからは転職をして勝ち組にのし上がっていこうとするのが正当な考え方です。
外資系では自分の才能を企業にアピールすることでレベルアップするという考えが定着しています。

仕事と人生、どちらに比重を置くのか自分なりに考えてみましょう。
転職で最高の上司を見つけることも大いに期待できます。

第二新卒では若さとやる気をアピールしよう

日本ではキャリア転職と同様に若手の第二新卒にも注目が集まっています。
高齢化社会と少子化のダブルパンチを受けた影響で「若い力」を必要としている企業が多くあるからです。

第二新卒で転職を考えている人は「若さとやる気」を最大限にアピールしましょう。
自分のスキルや経歴を適切に評価し、多くの企業とコンタクトがあるのがリクルートエージェントです。

リクルートエージェントへはインターネットで気軽に登録できます。
上司が怖いから仕事辞めたいと思い始めて長い間時間が経っていませんか?尊敬できる上司がいるといないとでは、人生に与える影響は大きいのです。