MENU

マイナビ薬剤師の求人数は?内訳と評判を調査

薬剤師の転職を考えたとき、「マイナビ薬剤師」の名前をよく見かけますよね。   大手だけあって求人数も多そうですが、実際のところどうなのでしょうか。

「マイナビ薬剤師の求人数って、具体的に何件くらいあるの?」と検索している方は、きっと他のサービス、例えば薬キャリやリクナビ薬剤師との違いも気になっているはずです。   また、求人が多いと聞く一方で、企業や病院の求人は少ないのでは?という評判や、非公開求人の実態、そして何より「数が多いだけで、質は伴っているの?」ということまで、幅広く知りたいと思っているかもしれません。

私も気になって詳しく調べてみたのですが、単純な「数」だけでは見えてこない、マイナビ薬剤師の明確な特徴や戦略的な強み、そして利用する前に知っておきたい注意点があることが分かりました。

この記事では、私が調べたマイナビ薬剤師の求人数に関するデータを基に、その内訳から競合他社との比較、そして実際の評判まで、皆さんと詳しく情報を共有したいと思います。

  • マイナビ薬剤師の具体的な総求人数とその詳細な内訳
  • データから読み解く「強み」のある分野と、逆に「少ない」分野
  • 競合他社(薬キャリ・リクナビ等)との求人戦略の違い
  • 求人数が5万件もあるのに「少ない」と感じる理由と、その評判の背景
目次

マイナビ薬剤師の求人数は5万件超?その内訳

まず一番気になる、マイナビ薬剤師がどれくらいの求人を持っているのか、その「数」の全体像と、私たちが本当に知りたい「中身」について、データに基づいて詳しく見ていきましょう。   この内訳を知ることが、自分に合う転職エージェントかどうかを見極める第一歩になると思います。

総求人数は52,361件

私が調べた時点での情報(2025年6月時点)によると、マイナビ薬剤師の総求人数(公開・非公開を含む)は「52,361件」とのことでした。   複数の調査データを見ても「総保有求人数が50,000件以上」や「約51,000件」といった記述が確認されており、安定して5万件を超える求人を保有しているのは、薬剤師転職市場において業界最大手の一つと言って間違いなさそうです。

これだけ多くの選択肢が担保されていると、私たち転職希望者が持つさまざまな希望条件(勤務地、年収、休日、働き方など)に合う求人が見つかる可能性がぐっと高まりますよね。   また、キャリアアドバイザーの方にとっても、提案できる「カード」が多いということになり、より精密なマッチングが期待できるなと感じました。

知っておきたいこと:求人数は「生もの」です

ここで挙げた「52,361件」という数字は、あくまで調査時点のものです。求人情報は日々新しく追加され、また応募が終了すれば削除されます。   常に変動している「生もの」であるため、「現在の正確な件数」を知りたい場合は、公式サイトで最新の情報を確認するのが一番です。

正社員とパートの求人内訳

「5万件以上」と聞いても、その中身がどうなっているのか気になりますよね。   もし「パートで働きたい」と思っているのに、ほとんどが正社員求人だったら意味がありません。
その点、ある調査時点での雇用形態別の内訳データは、とても興味深いものでした。

雇用形態 求人数(調査時点) 全体に占める割合(目安)
正社員 38,176件 約72.9%
パート・アルバイト 12,218件 約23.3%
契約社員 1,905件 約3.6%
業務委託その他 11件 ごくわずか

(※調査時点による変動はあると思います)

この表から、マイナビ薬剤師が「二つの軸」で求人を集めていることがはっきりとわかります。

キャリアアップを目指す「正社員」求人の充実

全体の約4分の3(約73%)が正社員の求人です。   これは「年収を上げたい」「管理薬剤師に挑戦したい」「専門性を高めたい」といった、フルタイムでのキャリアチェンジやキャリアアップを目指す層にとって、非常に豊富な選択肢があることを示しています。

多様な働き方に応える「パート・アルバイト」求人

注目すべきは、パート・アルバイト求人が「1.2万件以上」と、絶対数で非常に多いことです。   全体の23.3%と聞くと少なく見えるかもしれませんが、1万件以上の母数があれば、「育児と両立したいから午前中だけ」「扶養内で働きたい」「ブランクからの復職を目指したい」といった、個々のライフスタイルに合わせた細かい条件での検索にも十分応えられる可能性が高いです。
この両軸に対応しているのが、マイナビ薬剤師の大きな強みですね。

強みは調剤薬局とドラッグストア

次に、さらに重要な「業種別」の内訳を見てみましょう。   これがマイナビ薬剤師の「個性」が一番はっきりと出ている部分かもしれません。
同じくある調査時点での詳細な内訳(合計約4.7万件)を分析してみます。

業種 求人数(調査時点) 全体に占める割合(目安)
調剤薬局 25,642件 (約54.5%)
ドラッグストア(調剤併設) 5,663件 (約12.0%)
ドラッグストア(OTCのみ) 6,817件 (約14.5%)
病院・クリニック 2,630件 (約5.6%)
一般企業 33件 (約0.07%)

このデータから、驚くべき事実が浮かび上がります。[調剤薬局 25,642件] + [ドラッグストア(調剤併設・OTC) 12,480件] = 合計 38,122件

これは、マイナビ薬剤師が保有する全求人のうち、実に約72.8%が「調剤薬局」および「ドラッグストア」で占められていることを意味します。   この「地域医療・小売分野(コミュニティ・ファーマシー)」への圧倒的な集中こそが、マイナビ薬剤師の最大の特徴です。

地域に密着した調剤薬局で専門性を高めたい方や、調剤とOTC両方のスキルを磨きたい方、あるいはOTCカウンセリング販売に興味がある方にとって、マイナビ薬剤師は国内最大級の選択肢を提供してくれる、非常に頼もしいエージェントであると言えます。

企業や病院の求人は少ない?

一方で、先ほどの内訳データは、マイナビ薬剤師の「明確な弱点」も同時に示しています。   もう一度、病院と企業の数字を見てみましょう。

  • 病院・クリニック: 2,630件 (全体の約5.6%)
  • 一般企業: 33件 (全体の約0.07%)

この数字を見て、どう感じましたか? 「調剤薬局」が2.5万件以上あったのに対し、「病院・クリニック」は約2,600件。   そして「一般企業」(製薬企業のCRA, MR, MSL, メディカルアフェアーズなどを含むカテゴリ)は、わずか33件です。

注意点:企業・病院希望の方はミスマッチの可能性大

「総求人数5万件超」という言葉だけを聞いて、「どの分野でも強いんだろう」と期待して登録すると、ミスマッチが起こる可能性が極めて高いです。

企業薬剤師(CRA, MRなど)希望の方へ

「33件」という数字は、選択肢として「事実上存在しない」に近いレベルかもしれません。   もちろん、これはある時点でのデータであり、タイミングによっては良い求人が入る可能性もゼロではありませんが、企業への転職を本気で考えるなら、他のエージェント(例えば後述するリクナビ薬剤師など)をメインに据えるべきだと感じます。

病院薬剤師希望の方へ

「2,630件」という数字は、企業に比べれば多いものの、総数5.2万件の中ではわずか5.6%に過ぎません。   病院薬剤師への転職を最優先で希望する場合、マイナビ薬剤師が第一選択肢になり得るかは疑問符がつきます。
病院に強みを持つとされる他社(例:薬キャリAGENT)と比較検討することが不可欠でしょう。

非公開求人の割合と理由

マイナビ薬剤師の求人数を語る上で、もう一つ欠かせないのが「非公開求人」の存在です。   公式サイトの情報や各種調査によると、マイナビ薬剤師が取り扱っている求人のうち、約35~40%が「非公開求人」であるとされています。

仮にこの比率を40%と仮定し、総求人数52,361件に適用して計算すると、以下の構成が推計されます。

  • 非公開求人 (約40%): 約 20,944件
  • 公開求人 (約60%): 約 31,417件

これは、私たちがマイナビ薬剤師のWebサイトを「閲覧」するだけでは、同社が保有する真の求人データベースの6割程度しかアクセスできていないことを意味します。   残りの4割、約2万件の求人にアクセスするには、無料登録が必須となるわけです。

では、なぜ「知名度の高い企業や好条件の確率が高い」求人をあえて非公開にするのでしょうか?    それには、採用する企業側とエージェント側の双方に、明確な戦略的理由が存在します。

求人を「非公開」にする2つの戦略的理由

理由1:採用企業側の論理(応募殺到の回避と効率化)

例えば、「年収600万円以上」「完全土日休み」「残業なし」「駅チカ」といった誰もが魅力を感じる好条件の求人を一般公開したとします。   すると、採用基準を満たさない応募者も含めて大量のエントリーが殺到し、企業の採用担当者の業務がパンクしてしまう可能性があります。

そこで「非公開」にすることで、エージェントが応募者を事前にスクリーニング(選別)し、基準を満たす「本当に会いたい」人材だけを面接に誘導することが可能になります。   これは企業にとって非常に効率的な採用手法なんですね。

理由2:エージェント側の論理(登録の促進と介在価値)

私たち転職エージェント利用者から見れば、非公開求人は「登録を促す」ための強力なフック(動機付け)となります。   Webで公開されている求人と同じものしか扱っていないのであれば、エージェントを利用するメリットは半減してしまいます。

「登録した人だけに、こんな好条件の求人を紹介しますよ」とすることで、キャリアアドバイザーの介在価値(ヒアリング、マッチング、条件交渉)を最大化し、サービス利用を促進する戦略です。

いずれにせよ、マイナビ薬剤師が持つ「約2万件」の非公開求人を含む、全ての求人ポテンシャルにアクセスするためには、無料登録してアドバイザーの方に希望を伝えることが、良い転職への第一歩となりそうです。

他社比較で見るマイナビ薬剤師の求人数と評判

「マイナビ薬剤師の5.2万件」という数字が、薬剤師転職市場全体においてどのような位置付けにあるのか。   業界の主要な競合他社と「求人数」、そして「非公開求人の戦略」を比較することで、マイナビ薬剤師の立ち位置がより明確になります。
また、「数」と「評判」の関係についても気になるところですよね。

薬キャリとの求人数比較

「薬キャリAGENT」は、エムスリーキャリアが運営するサービスで、「60,000件以上」という情報を掲げていることがあり、業界最大級の求人数を誇るようです。特に「病院」や「調剤薬局」に強みがあるとの評判も見かけます。

保有する求人の「総量」だけで見ると、薬キャリ(6万件超)がマイナビ薬剤師(5.2万件)を少し上回るかもしれません。   ただ、どちらも5万件を超える求人を保有する「最大手」グループの一角であることに変わりはありませんね。
病院への転職も視野に入れている場合は、薬キャリも併せて検討する価値がありそうです。

リクナビとの求人数比較

リクルートが運営する「リクナビ薬剤師」も、「~60,000件」という情報がありますが、マイナビ薬剤師とは戦略が大きく異なります。   リクナビ薬剤師の非常に興味深い特徴は、総求人数の「約75%」が非公開求人であると明記している点です。

マイナビ薬剤師の非公開率が約40%でしたから、リクナビ薬剤師は「登録しないと、ほぼ求人が見えない(全体の25%しか公開されていない)」という、徹底した非公開戦略をとっていることになります。   また、リクナビ薬剤師は、マイナビ薬剤師が少なめだった「企業求人」にも強みがあると言われています。
この点は、併用を考える上で重要なポイントになりそうです。

ファルマスタッフとの求人数比較

日本調剤グループが運営する「ファルマスタッフ」は、総求人数が「約5.1万件」~「5.2万件」という情報があり、マイナビ薬剤師とほぼ同等規模です。   しかし、その戦略はリクナビ薬剤師とは全くの対照的です。

ファルマスタッフは、公式サイトの検索(2025年11月時点)で「約5万件」近くが公開されており、保有する求人のほぼ全てを公開している戦略をとっているようです。   登録前にじっくりと自分で求人を比較検討したい人にとっては、非常に透明性が高く、使いやすいサービスと言えるでしょう。
また、派遣求人にも強みがあるとされています。

【比較表】主要エージェントの求人数と戦略の違い

この分析に基づき、各社の戦略的ポジショニングを比較表にまとめました。自分がどのタイプに合うか考える参考にしてみてください。

サービス名 総求人数(目安) 非公開求人の割合(目安) 戦略的ポジショニング(分析)
マイナビ薬剤師 ~5.2万件 ~40% 【バランス型】

公開求人(約3万件)で規模を示し、非公開求人(約2万件)で質を担保する戦略。

薬キャリAGENT 60,000件以上 不明 【総量No.1】

業界最大級の総求人数を誇る。病院求人にも強み。

リクナビ薬剤師 ~60,000件 ~75% 【非公開・企業重視型】

圧倒的な非公開率。登録を強く促す戦略。企業求人にも強み。

ファルマスタッフ ~5.2万件 ごく少数 【公開・派遣重視型】

ほぼ全ての求人を公開。派遣求人にも強み。

(注:求人数や割合は調査時期により常に変動します。あくまで目安としてご覧ください。)

求人数が「少ない」と感じる3つの理由

これだけ5万件以上と聞いていて、他社と比較してもトップクラスなのに、「マイナビ薬剤師 求人 少ない」と検索する人がいるのはなぜでしょうか。   私も不思議に思って調べてみましたが、その理由は主に以下の3点に集約されそうだと分かりました。

理由1:専門分野のミスマッチ(最大の理由)

これが一番大きな理由かなと思います。   先ほど「明確な弱点」として見たように、もし「企業薬剤師」を強く希望する人がマイナビ薬剤師に登録したら、紹介される求人は「33件」の中から、ということになります。
これは客観的に「少ない」と感じてしまいますし、ミスマッチが起きています。

「5万件もあるのに、なぜ紹介してくれないんだ」と不満に思うかもしれませんが、それは「その分野の求人を、そもそもあまり持っていないから」というシンプルな理由なんですね。

理由2:非公開求人の壁(見えていないだけ)

これは、登録せずにサイトを「閲覧」しているだけの段階で起こる誤解です。マイナビ薬剤師の公開求人は約3.1万件。   一方で、ほぼ全て(約5万件)を公開しているファルマスタッフのWebサイトとを見比べたら、あれ、ファルマスタッフの方が多いぞ? マイナビは少ないなという現象が発生します。

これはマイナビ薬剤師の求人が少ないのではなく、「見せていない」だけなのですが、閲覧者からすると「見かけ上、少なく見える」というわけです。

理由3:希望条件の絞りすぎ(ユーザー側の課題)

これはエージェント側の問題ではなく、私たちユーザー(転職希望者)側の問題かもしれません。   転職活動では、「年収700万以上」「土日祝休み」「残業なし」「都心駅から徒歩5分」「管理職経験不要」…といったように、希望する条件が多くなりがちです。

しかし、いくら5万件の求人データベースがあっても、これらの「全ての条件を満たす求人」は稀です。   「紹介される求人が少ない」と感じる薬剤師の特徴として、この「希望条件の過多」や「優先順位付けの失敗」が挙げられることも多いようです。
アドバイザーと相談しながら、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理することが、転職成功の鍵になりそうですね。

評判から見るアドバイザーの質

求人数がいくら多くても、最終的に私たちの満足度を決めるのは、多くの場合「担当してくれるキャリアアドバイザーの質」ですよね。   これについては「評判」を調べることになります。

マイナビ薬剤師は「1人あたりの求人紹介件数18.3件」を特徴として挙げています。   これだけ見ると「えっ、そんなに大量に送りつけられるの? スパムみたいで嫌だな」と不安になるかもしれません。

しかし、実際の利用者の評判を見ると「意図に対して的確にアプローチして下さりました」といった好意的な声もきちんと見つかります。   この「18.3件」という数字の解釈には、少し注意が必要かなと思いました。

「18.3件」の解釈:量から質への「厳選」プロセス

思うに、この「18.3件」という数字は、マイナビ薬剤師が保有する5万件超の膨大なデータベースから、一人のユーザーの希望条件に「理論上」マッチしうる求人を引き出す能力の高さ(ポテンシャル)を示しているのではないでしょうか。

実際の転職プロセスでは、この18.3件の「候補」全てが無差別に送られてくるわけではなく、そこから「薬剤師専門のキャリアアドバイザー」が、ヒアリング内容に基づき、「この人にはこれが合うはずだ」とプロの目で厳選(キュレーション)し、数件に絞り込んで提示する、というプロセスが読み取れます。

つまり、5万件超の「量」は、最終的なマッチングの「質」を高めるための、アドバイザーが利用する「強力なリソース(資源)」として機能していると解釈できます。   もちろん、アドバイザーとの相性(合う・合わない)は必ず存在するため、もし「合わないな」と感じたら、担当変更をお願いすることも選択肢の一つです。

2024年以降の市場動向

最後に、なぜ今「マイナビ薬剤師の求人数」という一見単純な情報が重要なのか、その背景にある市場動向について触れておきます。

現在、薬剤師の有効求人倍率は、全職種平均を大きく上回っており、依然として「売り手市場」であることに変わりはありません。   (出典:厚生労働省『一般職業紹介状況(職業安定業務統計)』

しかし、その市場の「質」は激変しています。2024年度の調剤報酬改定、さらに2026年度に予測される後発医薬品調剤体制加算の廃止・縮小は、調剤薬局の経営を直撃しています。   物価や人件費の高騰も加わり、多くの薬局が「増収減益」(売上は上がるが、利益は減る)に直面し、採用体力が低下しつつあるとの指摘もあります。

求められる薬剤師像の変化:「対物」から「対人」へ

厚生労働省の方向性は明確に「数量から質へ」「対物から対人へ」です。   この変化は、薬剤師に求められるスキルが「単なる調剤業務ができる」ことから、「薬局の付加価値を支える」ことへシフトしたことを意味します。

具体的に価値が高騰しているのは、「在宅医療対応力(無菌調剤、24時間対応)」「健康サポート薬局の実務経験」を持つ薬剤師です。

この事実は、薬剤師の求人が「従来の加算依存型(旧モデル)の求人」と「在宅・対人業務型(新モデル)の求人」に二極化し始めたことを示唆しています。

したがって、私たち転職希望者が今、本当に知るべきことは、「マイナビ薬剤師の求人総数 5万件」という数字そのものではなく、「マイナビ薬剤師は、5万件のうち、この『新モデル』の求人(=将来性のある求人)をどれだけ持っているか?」です。

マイナビ薬剤師のような「5万件超」の求人データベースを持つ大手エージェントの真の価値は、もはやその「総数」にあるのではありません。   調剤報酬改定の動向を先読みし、淘汰される「旧モデル」の求人をフィルタリングし、将来性のある「新モデル」の求人をどれだけ確保し、私たち転職者に的確に紹介できるか、という「キュレーション(目利き)能力」にあると言えます。

総括:マイナビ薬剤師の求人数

ここまで、マイナビ薬剤師の求人数について調べてきたことを、アナリストの提言としてまとめます。

マイナビ薬剤師の求人数の特徴と戦略

  • 総求人数は5.2万件超と業界トップクラス。
  • 強みは「調剤薬局・ドラッグストア」で、全求人の7割以上(約3.8万件)が集中。
  • 「パート・アルバイト」求人も1.2万件以上と豊富で、多様な働き方に対応。
  • 反面、「企業」や「病院」の求人は極めて少ないため、これらの分野が第一希望の場合は不向き。
  • 約40%が非公開求人。好条件の求人にアクセスするには登録が必須。

この特徴から、マイナビ薬剤師の利用を強く推奨する方と、そうでない方が明確に分かれます。

マイナビ薬剤師の利用を強く推奨する方

  • 調剤薬局・ドラッグストアへの転職希望者(圧倒的な選択肢(量)が保証されます)
  • パート・アルバイトでの復職・転職希望者(1.2万件以上の在庫から最適な条件を探せます)
  • バランスの取れたサポートを望む方(適度な公開求人で自身でも検索しつつ、登録後は非公開求人の紹介も受けられます)

マイナビ薬剤師が不向きな方

  • 企業薬剤師(CRA, MR, MSLなど)への転職希望者(求人数が「33件」と極めて少なく、選択肢が事実上存在しません)
  • 病院薬剤師への転職を最優先する方(全体の5.6%(2,630件)に過ぎず、病院に強みを持つ他社を優先すべきです)

最終的な戦略としては、調査が示す通り「転職エージェントは2~3社の複数登録」が推奨されます。   本レポートの分析(第3章の比較表)で示した通り、各社が異なる求人(特に非公開求人)と異なる強み(業種)を持っているためです。

特定の転職エージェントの「求人数の多寡」に一喜憂いすることなく、転職市場に存在するほぼ全ての「価値ある求人」にアクセスするため、以下のような戦略的アプローチを提言します。

  1. 「マイナビ薬剤師」を、調剤薬局・ドラッグストア求人の「量」と「バランス」を確保する「基軸エージェント」として登録する。
  2. 「リクナビ薬剤師」を、マイナビが弱い「企業求人」や、75%に達する膨大な「非公開求人」をカバーする「補完エージェント」として併用する。
  3. (派遣希望の場合)「ファルマスタッフ」、(病院希望の場合)「薬キャリAGENT」を、必要に応じて追加する。

この戦略的アプローチによってのみ、現在の複雑化した薬剤師転職市場を乗り切り、最適なキャリアを選択することが可能となると、私は考えます。

情報の取り扱いに関する重要なお願い

この記事で紹介した求人数、内訳、比率などのデータは、私が調査した時点(2025年6月~11月頃)のものです。   求人情報は常に(まさに今この瞬間も)変動しています。

最新かつ正確な情報(特に具体的な求人の有無、勤務条件、年収など)については、必ず「マイナビ薬剤師」をはじめとする各サービスの公式サイトでご確認いただくか、登録後にキャリアアドバイザーに直接ご相談ください。

転職は、ご自身のキャリアや人生にとって非常に重要な決断です。   この記事はあくまで参考情報の一つとしてご活用いただき、最終的な判断は、複数の情報源を比較検討した上で、ご自身の責任において行うよう、心よりお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次